超高級IoTロードバイクの誕生！IoTロードバイクでどんなことが実現できる？

超高級IoTロードバイクの誕生！IoTロードバイクでどんなことが実現できる？

『今後のロードバイクはどんな進化をするんだろう？』

2019年新年早々こんなNEWSが飛んできた。

IoTロードバイク･･･？！！Σ(ﾟДﾟ)

筆者はIT企業にいるからIoTが何なのかすぐにピンときた。

IoTとは

一言でいえば、『あらゆる物（媒体）がインターネットに接続されている状態』である。
家を想像してみてほしい。

・ドアの鍵がインターネットに繋がっていたら・・・
⇒
『あ、鍵閉め忘れちゃったかも。どうだったっけ？スマホチラっ。あ、やっぱ閉め忘れてた！アブナイアブナイ。ロックしよー。スマホポチー』
まぁこんなことができるのである。

・エアコンがインターネットに繋がっていたら・・・
⇒
『今日は寒すぎる！！家の中、めちゃめちゃ冷えてるだろうな。あと家まで30分だ。今のうち部屋温めておこ。スマホポチー』

ざっくり、こんなことができるのである。実は上記2つはすでに実用化されていたりする。
今後、ありとあらゆる媒体がインターネットに繋がりロックマンエグゼの世界の実現もそう遠くなさそうだｗ

IoTロードバイクで何ができるか

以下、公式サイトから引用

フレームダウンチューブに各種センサーを内蔵し、走行中の精密なログを取得・分析できる機能を搭載。ORBITRECや、Cerevoのスマートフォン連携スマート・サイクルデバイス「RIDE-1（読み：ライド・ワン）」から取得された多彩なビッグデータを解析してライディングがより安全で楽しくなる情報をフィードバックする専用解析サーバを併せて開発しました。ORBITRECやRIDE-1とは、Bluetooth接続されたスマートフォンの専用アプリ経由で通信します。
各種センサーは9軸センサー（加速度・角速度・地磁気）、温度、気圧、照度、GPSを搭載。走行中の場所や速度といった基本的な情報に加え、傾きや衝撃などフレームの状態も取得。GPSによる走行ログと組み合わせることで、過去の走行履歴を車体のさまざまな情報とともに振り返り、分析することができます。
BluetoothとANT+を搭載しており、既存のANT+対応センサーのデータを記録しながら、スマートフォンと連携することができます。
出典元：https://info-blog.cerevo.com/2019/01/07/4484/

・前を向きながら、いつでも走行データをチェックできる。
眼鏡型ウェアラブルデバイス(アイウェア)と連携し、サイコンに視線を落とさずに走行データを確認できそうだ。
レース中だと特に走行データを見る余裕はありませんよね。パワーデータや心拍数等、逐一管理しながらレースも頑張れそうである

この動画を見てほしい。きっとこんな未来がライド中でも実現し、自転車ライフがもっともっと楽しくなりそうだ。

・危険な場所を予測できる。
ありとあらゆる走行データを記録することで、スピードを出しても比較的安全なところ。逆に注意しなければならないとこ等、初見で走る道でもリアルタイムで危険予知ができ、フラストレーションがなく快適なライドが実現しそうだ。

・ロードバイクの状態を可視化できる。
大事な大事なカーボンフレーム。落車すると、フレームにクラックが入っていないか。本当にこのまま乗り続けても大丈夫なのか。不安になったりする。
そんな悩みが払拭されそう。IoT化すれば、フレームや機材の状態を可視化（見える化）でき、問題なくライド出来る状態なのか、あるいは異常なのか、どの部位が壊れやすそうか等
特別な検査もいらず、客観的に判断できるようになりそうだ。

まとめ

自転車の形状は100年前から変わらない。原型は留めつつも、ロードバイクのIT化は、今後もっともっと加速していくだろう。
『IoTロードバイクが当たり前』な世界はそう遠くないのかもしれない。

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